大洲の和菓子の老舗「しあわせのてがかり箋」

 

制作年:2018

ディレクション:ERIMAKI

デザイン:MAKI(ERIMAKI)

テキスト:ERI(ERIMAKI)

クライアント:大洲の和菓子の老舗さん

写真:丹生谷 千聡

もうお蔵入りになったかと思っていた、まだERIMAKIが結成していないころのエリとマキの作品がこれ。乙女からほど遠い2人が、謎に湧き出る乙女心でもって、わーわー言って作り上げた“おみくじ”です。幻となったパッケージ(めちゃくちゃかわいいのです)に入れるためのもの。

 

おみくじに描かれたモチーフは、大洲の名勝「臥龍山荘」の引き手の形。それぞれに連想する言葉をつけて、しあわせの手がかりをつかめるようなメッセージを添えました。

 

 

クライアントさんから「追加の印刷をお願いします」と聞いたのはそれから4年後、これを書いている3日前の話です。いろいろあってパッケージがボツになったので、この子たちも日の目を見ないだろうとあきらめていたのに、なんとなんと、この世に生を受けていたのか(泣)!!

 

 

のぞみがあるのなら、パッケージも世に出てほしい。かならず、もらった人を喜ばせるはずの、この子たちの親(しつこいけどパッケージのこと)。まだ希望は捨てたくないです。その足がかりが見えてちょっと、うれしい。(主観強めです。悪しからず)

 

 

 

 

 

松山市 愛媛 デザイン事務所
matsuyama ehime  design office